2つ目のポイントは、「海岸の種類」です。
まっすぐきれいに伸びる海岸や、入り組んだ海岸。
海岸には種類があり、形や特徴に違いが見られるのです。
こちらの写真を見てください。

左側は、千葉県の九十九里浜という海岸の写真です。
砂浜が発達してできたため砂浜海岸と呼ばれます。
まっすぐきれいな海岸線ですよね。

右側の写真を見てください。砂浜海岸と比べて、海岸線が入り組んでいますね。
これをリアス海岸といいます。
三重県の志摩半島や、福井県・京都府の若狭湾沿岸、そして東北地方の三陸海岸などがリアス海岸です。
愛媛県・大分県の宇和海沿岸、長崎県の大村湾も有名です。

リアス海岸は入り組んでいるため、陸地側に入り込んでいる部分は津波の被害を受けやすくなってしまいます。
東日本大震災でも、リアス海岸の近くで大きな被害が見られました。

リアス海岸と砂浜海岸を紹介しました。
東北地方の青森県・岩手県・宮城県の3県にまたがる三陸海岸は特に有名なリアス海岸です。
よくテストに出るので、しっかり覚えておきましょう。