ポイント3では、日本周辺を流れる海流について学習しました。内容をおさらいしましょう。

海流には暖流と寒流があります。南から北へ流れているのが暖流です。日本の近くには有名な暖流が2つあります。

日本海側へ流れ込んでいるのが 対馬海流 、太平洋側へ流れ込んでいるのが 日本海流 です。日本海流は別名 黒潮 といいます。

南から北へ流れる暖流に対し、北から南へ流れるのが寒流です。日本の近くには有名な寒流が2つあります。

日本海側へ流れ込んでいるのが リマン海流 、太平洋側へ流れ込んでいるのが 千島海流 です。千島海流は別名 親潮 といいます。

黒潮と親潮はよく似た名前ですが、黒潮は暖流で、親潮は寒流です。「親は冷たい」と覚えておきましょう。

暖流と寒流がぶつかる場所を何と言いますか？正解は 潮目 です。そして、水深が約200メートルまでの浅い海底を 大陸棚 といいます。

黒潮と親潮がぶつかる太平洋海域の潮目と、対馬海流とリマン海流がぶつかる日本海の大陸棚。ともに、魚がたくさん捕れる好漁場になっています。

この授業では、日本の山地・山脈と海岸、海流について学びました。テストでは、山地・山脈の名前が地図とセットでよく出題されます。名前と場所を一緒に覚えておきましょう。

リアス海岸や潮目、大陸棚などの語句も重要です。言葉を覚えるだけではなく 自分で意味を説明できるようにしておきましょう。