5分でわかる!少子高齢化
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この動画の要点まとめ
ポイント
日本の人口はどんどん減っていく!?
日本の人口は、2015年の時点では1億2000万人を越えています。世界の中でも人口が多い国です。
しかし、日本の人口は現在 減少傾向 にあり、 将来的には1億人を割り込むと予想されているのです。
いったいどうしてでしょうか?
日本の人口の特徴について学習していきましょう。
こちらを見てください。
人口ピラミッドからわかること
3つのグラフが登場しました。
これらは 人口ピラミッド と呼ばれます。男女別に年齢ごとの人口を表したグラフです。
一番左、1930年のグラフを見てください。
年齢が低いほど人口が多く、高齢になるほど人口が少なくなっていますね。
まさにピラミッドのような形のグラフです。
年齢が上がるほど人口が少ないのは、現在ほど医学が発達していなかったため、寿命が短かったからです。
出生率 (1人の女性が生涯で産む子供の数)は現在より高かったので、子どもの数は多くなっています。
真ん中は1960年のグラフです。
形が少し変化していますね。10歳くらいの人口が一番多くなっています。
第二次世界大戦が終わった後、第一次 ベビーブーム といって、子どもがたくさん生まれた時期がありました。
1950年に生まれた赤ちゃんは、1960年には10歳ですよね。
だから10歳くらいの人口が多くなっているのです。
一番右、2015年のグラフを見てください。
かなり形が変わり、とてもピラミッドのようには見えなくなっています。
65歳あたりの人口が一番多くなっていますね。
ベビーブームで生まれた世代が60~70歳あたりの人口を占めています。
それより下の年齢は人口が少なくなっており、特に子どもの数が少ないことがわかります。
現在の日本では「少子高齢化」が進んでいる
総人口に占める子どもの割合が減っていることを 少子化 、 高齢者 の割合が増えることを 高齢化 と呼びます。
ちなみに「高齢者」とは 65歳以上の人 を指します。
日本では現在 少子高齢化 が進んでいます。
これから先も子どもの数は減り、高齢者の数が増えていくと予想されているのです。
1つ目のポイントは、「日本の少子高齢化」です。