中学地理
5分でわかる!減反政策
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この動画の要点まとめ
ポイント
日本人の米の消費量はかつての半分に!食生活が変わった
これでわかる!
ポイントの解説授業
第二次世界大戦後、人々の食生活は洋風化
第二次世界大戦のあと、戦争に負けた日本では食料が不足しました。
そこで アメリカを中心とした国々から食料を援助してもらった のです。
海外の食料が入ってくる中、日本人の食生活は徐々に洋風化していきました。
現在では、朝食にごはんではなくパンを食べる人が増えてきています。
米の生産量を調節するための「減反政策」
米を食べる人が減ると、米が余るようになります。
そのため、1970年代から 減反政策 と呼ばれる政策が始まりました。
米の生産量を調整することが目的です。
減反政策では 休耕 や 転作 が行われました。
一時的に米の生産をやめることを 休耕 、田んぼを畑に変えることを 転作 といいます。
日本人の米の消費量が減ってきたため、米が余らないように減反政策が行われました。
この「減反政策」という言葉、非常に大切なので覚えておきましょう。
1つ目のポイントは、「日本人の米の消費量」です。
日本では米が主食とされています。主食とは、日常の食事で主となる食べ物のことです。
しかし、日本人が食べる米の量は減少を続けています。1960年代と比べて、現在では 約半分 になっているのです。いったいどうしてでしょうか?