中学地理
5分でわかる!日本の農業の特徴と工夫
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この動画の要点まとめ
ポイント
農業の工夫 品種改良で冷害に立ち向かう
これでわかる!
ポイントの解説授業
日本の農業の3つの特徴をおさえよう!
日本の農業には、次のような特徴があります。
第一に、 規模が小さい こと。国土が狭いため、あまり大規模な農業はできないのです。
第二に、 機械化 されていること。田畑を耕したり、田植えをしたりするときに機械を使うことが多くなっています。
第三に、 輸入農作物に比べて値段が高い こと。土地がせまいため、海外のように大規模大量生産を行うことが難しい、などの要因があります。
二期作や二毛作など 農業のさまざまな工夫
海外の農作物よりも高いからといって、日本の農業も負けてはいません。
さまざまな工夫によって品質の高い農作物が生産されているのです。
こちらを見てください。
1年間に2度、同じ作物を作ることを 二期作 といいます。
沖縄県や鹿児島県などの暖かい地域で行われている工夫です。
1年間に、同じ耕地で2種類の作物を作ることを 二毛作 といいます。
例えば、春から秋にかけて米を、秋から次の春にかけて麦をつくるのが二毛作です。
二期作と間違えないように注意してくださいね。
品種改良によって寒さや病気に強い品種を作る!
より味が良い品種や、寒さや病気に強い品種を作ることを 品種改良 といいます。
たとえば宮城県の「ササニシキ」というお米は、品種改良によって寒さに強い「ひとめぼれ」へと進化しました。
東北地方では やませ という冷たい風が吹き、冷害が発生することもあります。
品種改良によって、寒さに強いお米が生み出されたのですね。
干拓によって新しい土地を作る!
新しい土地を作るための工夫として 干拓 があります。
浅い海や湖をしめきって水を出し、新しい土地を作るのです。
農地や牧草地などに利用するため、土地を拡げるわけですね。
日本では 八郎潟や有明海 などで干拓が行われています。
日本の農業の特徴と、農業のさまざまな工夫をおさえておきましょう。
3つ目のポイントは、「農業の工夫」です。