3つ目のポイントは、「おもな農作物と生産地」です。
おもな農作物と生産がさかんな都道府県の組み合わせについて学習します。

農作物の統計資料は毎年のようにデータが変わります。生産量1位の県が入れ替わったりするのです。
今回はその中でも特に重要なもの、そしてあまり順位が変動しない農作物を中心に紹介していきます。
こちらを見てください。

たまねぎの生産量1位は 北海道 です。
たまねぎの他にも、ニンジンやじゃがいも、乳用牛や肉用牛など、いずれも北海道が1位です。
「シチュー（の材料）は北海道が1位」 と覚えておくといいかもしれません。

ねぎの生産量1位は 千葉県 です。千葉県は野菜の生産がとてもさかんです。
東京の近くに位置するので、 近郊農業 が行われています。

なすの生産量1位は、 高知県 です。
温暖な気候の高知県では 促成栽培 が行われています。夏野菜のなすを、冬から春にかけて栽培しているのです。

キャベツの生産量は 群馬県 と 愛知県 が首位を争っています。
群馬県では 抑制栽培 が行われ、本来冬に収穫されるキャベツを次の夏に出荷しています。

いちごの生産量1位は 栃木県 です。「とちおとめ」といういちごのブランドが有名です。

農作物の生産がさかんな都道府県、それぞれしっかり覚えておきましょう。