5分でわかる!日本の林業
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この動画の要点まとめ
ポイント
国土の3分の2が森林 日本は森林資源が豊富!
日本の国土の 4分の3 は 山地 、 3分の2 は 森林 が占めています。
日本は 森林資源が豊富 な国なのです。
森林に入り、樹木を伐採して、木材をつくることを 林業 といいます。
森林資源が豊富な日本の林業について学んでいきましょう。
こちらを見てください。
成長が早く、まっすぐのびる 木材に向いている針葉樹
木には大きく2つの種類があります。 針葉樹 と 広葉樹 です。
左側の写真には 針葉樹 が写っています。 まっすぐに伸びている のがわかりますよね。
針葉樹には マツ・スギ・ヒノキ などが含まれます。
成長が早く、まっすぐな木が多いので 木材に向いている のです。
ただ、スギやヒノキなどの花粉が原因で 花粉症 になる人も少なくありません・・・
曲がりながら生える 木材には向かない広葉樹
右側の写真には 広葉樹 が写っています。広葉樹には ブナ・ケヤキ・サクラ などが含まれます。
曲がりながら生えることが多いため、木材には向きません。
世界遺産となっている 白神山地 には ブナの原生林 が広がっています。
お花見といえば、 サクラ を見る人が多いのではないでしょうか。
ブナやサクラなど、広葉樹は見て楽しむことが多いのです。
森林は「緑のダム」 土の中に水をたくわえ、土砂崩れを防ぐ
広葉樹には 水をたくわえやすい という特徴があります。
大雨が降ったときなどにも、広葉樹が水を蓄えることで災害を防ぐことにつながります。
このように、森林には 土の中に水をたくわえ、土砂崩れなどを防ぐはたらき があります。
森林は 「緑のダム」 と呼ばれることもあるのです。
日本の木材自給率は低下 現在はカナダからの輸入が多い
続いて、木材の自給と海外からの輸入について学習します。
こちらを見てください。
日本の木材の輸入先を示したグラフです。 カナダ から多く輸入していることがわかります。
日本の木材自給率は、1960年ごろは 約90% でしたが、現在では 約25~30% にまで低下しています。
日本の森林の多くは 山地 に位置しています。
森林の伐採や運搬にかかる費用が高くなってしまうため、 海外からの安い輸入木材に価格競争で敗北してしまったのです。
森林資源が豊富な日本ですが、木材を多く輸入しているということを覚えておきましょう。
3つ目のポイントは、「日本の林業」です。