中学地理
5分でわかる!阪神工業地帯と北九州工業地帯
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この動画の要点まとめ
ポイント
阪神=金属が多い 北九州=食料品が多い、と覚えよう
これでわかる!
ポイントの解説授業
中小企業が多く、金属工業の割合が高い阪神工業地帯
大阪府や兵庫県、和歌山県など関西地方に位置するのが 阪神工業地帯 です。
大阪の「阪」と神戸の「神」で「阪神」と覚えてください。
阪神工業地帯は、戦前までは 出荷額が日本最大 でした。
現在は中京工業地帯が1位です。
阪神工業地帯には 中小企業 が多いという特徴があります。
機械の部品や日用雑貨品などをつくる工場が多く存在します。
出荷額に注目すると、 金属工業 の割合がやや高く、 約20% となっています。
グラフの問題が出たら、金属鉱業の割合が他と比べて多いものを選んであげましょう。
八幡製鉄所を中心に発展した、食料品工業の割合が高い北九州工業地帯
福岡県を中心とするのが 北九州工業地帯 です。
北九州工業地帯は、1901年に操業を開始した 八幡製鉄所 を中心に発達してきました。
右の写真に写っているのが八幡製鉄所です。歴史の授業でも登場する、とても重要な工場です。
現在の出荷額は、全国の約2~3%を占める程度となっており、他の工業地帯に劣ります。
そのため、四大工業地帯から外されてしまったのです。
出荷額の割合で特徴的なのが、 食料品工業 の割合が約20%と、他の工業地帯に比べて高いことです。
グラフの問題が出たら、食料品の割合をヒントに答えを選べるようにしましょう。
阪神工業地帯は金属工業の割合が高く、
北九州工業地帯は食料品工業の割合が高い。
それぞれの特徴をしっかり覚えておきましょう。
3つ目のポイントは、「阪神工業地帯と北九州工業地帯」です。
三大工業地帯の1つである 阪神工業地帯 と、かつては出荷額が多かった 北九州工業地帯 。
それぞれの特徴を学んでいきましょう。