5分でわかる!九州地方の山・川・平野
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この動画の要点まとめ
ポイント
九州地方の山 九州山地、阿蘇山、桜島
九州の中心部に広がるのが 九州山地 です。
大分県や宮崎県などを通る、高くて険しい山地です。
熊本県に位置するのが 阿蘇山 です。
阿蘇山といえば、世界最大級の カルデラ地形 がみられることで有名です。
山頂部分のくぼんだ形のことをカルデラといいます。
火山活動が活発な阿蘇山では、火山の熱を利用した 地熱発電 がさかんに行われています。
地熱発電は 二酸化炭素をほとんど出さない ため、環境にやさしい発電方法として注目されています。
火山といえば、鹿児島県の 桜島 も有名です。
桜島はたびたび噴火し、 火山灰 を噴出します。
噴出された火山灰は シラス台地 と呼ばれる地形をつくることも覚えておきましょう。
九州地方の平野と川 筑紫平野と筑後川、宮崎平野とシラス台地
佐賀県と福岡県にまたがる 筑紫平野 では、 稲作 が非常にさかんです。
筑紫平野は、「九州の米どころ」「九州の穀倉地帯」などと呼ばれることもあります。
米作りがさかんな一方、麦も作られています。
このように、 1年に2度違う種類の作物を作る ことを 二毛作 といいます。
筑紫平野には 筑後川 が流れています。
筑後川には、網目状の水路である クリーク が見られます。
筑紫平野に水を送る役割を果たしているのがクリークです。
宮崎県の 宮崎平野 では、温暖な気候をいかして 促成栽培 が行われています。
ピーマンなど、本来夏に収穫する野菜を冬から春にかけて収穫するのです。
促成栽培には、本来よりも早い時期につくることで 野菜の値段を上げる 目的があります。
九州地方の南部一帯に広がる、 火山灰 が広がっている土地を シラス台地 といいます。
シラス台地は水を通しやすいので、あまり稲作には向きません。
その代わり、シラス台地では 畑作 や 畜産 が行われています。
畑作では さつまいも や 茶 など、あまり水を必要としない作物が育てられています。
畜産では 豚 などが飼育されているのです。
九州地方の自然や農業の特徴をおさえておきましょう。
今回のポイントは、「九州地方の自然」です。
九州地方の山・川・平野の名前を確認しましょう。
こちらを見てください。