5分でわかる!大阪大都市圏と古都・近畿地方の気候
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この動画の要点まとめ
ポイント
大阪を中心に都市が集まる「大阪大都市圏」
地図中に点線で囲まれている範囲は、大阪大都市圏と呼ばれています。
大阪を中心に、近畿地方の主要な都市が集まっている地域です。
江戸時代に、大阪は「天下の台所」と呼ばれていました。
とても商業がさかんで、全国から様々な産物が集まっていた様子を、「台所」に例えられたのです。
ポートアイランドで有名な神戸、日本標準時子午線が通る明石
つづいて、兵庫県の都市を2つ紹介します。
1つ目は神戸です。
神戸の特徴としては、まず造船業がさかんだという点があげられます。
平安時代には平清盛が神戸の大輪田泊という港を整備して、宋(当時の中国)と貿易を行ったことで知られています。
また、神戸には「ポートアイランド」と「六甲アイランド」という2つの有名な人工島があります。
神戸市の西に位置している都市が明石です。
明石といえば、日本の標準時子午線である東経135度線が通る都市として知られています。
地理の勉強で必ず学習する都市です。
しっかり覚えておきましょう。
続いて、日本の「古都」を紹介します。
こちらを見てください。
かつて日本の都だった京都 町並みは世界文化遺産に登録されている
地図の中央上部に位置するのが京都です。
京都にはかつて都がおかれており、1000年以上にわたって日本の中心都市として栄えていました。
歴史ある古都京都の町並みや、金閣・銀閣などの建築物は世界文化遺産に登録されています。
また、京都は多くの伝統的工芸品で有名です。
西陣織や京友禅、清水焼などの伝統的工芸品をおさえておきましょう。
京都の南に位置するのが奈良です。
奈良にもかつて都がおかれていました。
大仏で有名な東大寺や、聖徳太子(厩戸王子)が建立した法隆寺などの建築物をおさえておきましょう。
最後に、近畿地方の気候グラフの見分け方について学習します。
こちらを見てください。
気候グラフの見分け方 舞鶴は冬の降水量が多く、潮岬は年間の降水量が一番多い
まずは真ん中、舞鶴のグラフに注目してください。
舞鶴は、他の2都市と比べて1月や12月など冬の降水量が多くなっていることがわかります。
冬の降水量が多いのは日本海側の気候の特徴でしたね。
日本海側に位置する舞鶴は、冬の降水量が多いと覚えておきましょう。
一番右は大阪の気候グラフです。
3つのグラフの中では一番降水量が少なくなっています。
一番左は潮岬の気候グラフです。
グラフの特徴は、なんといっても降水量が多いことです。
南から湿った空気が入ってきて、雨を多く降らせるのです。
特に6月や9月の降水量が多いのは、梅雨や台風の影響を受けているからです。
雨が一番多いグラフが潮岬だと覚えておきましょう。
今回のポイントは、「近畿地方の都市や気候」です。
近畿地方の代表的な都市の名前や、気候の特徴を確認しましょう。
こちらを見てください。