5分で解ける!中部地方の川・平野と農業に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
中部地方の山・川・平野
地図の北側、新潟県にある平野の名前は何でしたか?
新潟県といえば越後平野ですね。テストによく出る重要な平野です。
越後平野を流れているのが、日本で一番長い川として知られる信濃川です。
新潟県といえば越後平野と信濃川。あわせて覚えておきましょう。
続いて、山梨県にある盆地の名前はなんでしょう?
これは甲府盆地ですね。くだものの生産がさかんな盆地です。
愛知県や岐阜県にかけて広がっている平野が濃尾平野です。
「美濃」と「尾張」という昔の地名から1字ずつとってつけられた名前です。
地図の一番南、静岡県にあるのが牧ノ原台地です。
台地や平野の名前は、地図で位置を確認しながら覚えましょう。
中部地方の農業 場所によって異なる特徴をおさえよう
続いて、中部地方の農業についての問題です。
中部地方を北陸・中央高地・東海の3地域にわけ、それぞれの特徴について復習します。
まずはこちらを見てください。
新潟県などの北陸地方は日本海側に面しているため、冬に雪が多く降り、降水量が多くなります。
そのため、冬には稲作を行うことができず、1年に1度だけ米を作っているのです。
このような場所を(水田)単作地帯といいます。
米の生産量が多い新潟県ですが、特に銘柄米であるコシヒカリが多く生産されているのです。
中央高地といえば夏でも涼しい気候が特徴です。
夏でも涼しい気候を利用して、中央高地では野菜などを遅らせて出荷する抑制栽培が行われています。
抑制栽培の例として紹介したのが高原野菜でしたね。
出荷時期を遅らせることで、利益を多く得ることができるのです。
山梨県の甲府盆地では、水はけのよいある土地を利用してくだものの栽培がさかんという話をしましたね。
「水はけのよい」というヒントが出たら扇状地という地形を答えられるようにしておきましょう。
甲府盆地ではぶどうやももの栽培がさかんです。
最後に東海の農業についての問題です。
岐阜県や愛知県に広がる濃尾平野には、洪水を防ぐために堤防で囲われた集落が見られます。
これを輪中といいましたね。
濃尾平野では、輪中を利用した稲作が行われているのです。
愛知県の渥美半島では、ビニールハウスや温室を利用したある農業が行われています。
どんな農業かわかりますか?答えは施設園芸農業です。
大都市に出荷する目的で野菜などを作ることを「園芸農業」といいます。
ビニールハウスなどを利用するため「施設」園芸農業と呼ぶのです。
渥美半島では電照菊やメロンなどが栽培されています。
静岡県の牧ノ原台地で栽培がさかんなものといえば、何でしたか?
答えは茶ですね。
茶の生産量日本一の静岡県、中でも牧ノ原台地で茶の栽培がさかんだと覚えておきましょう。
中部地方の自然について、学習した内容を確認しましょう。
まずは平野や川の名前を答える問題です。
こちらを見てください。