5分でわかる!北海道地方の都市・歴史・水産業
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この動画の要点まとめ
ポイント
道庁所在地の札幌 地名の由来は先住民族のアイヌ語から
最初に紹介するのは、北海道の道庁所在地である札幌です。
札幌の特徴の1つに、道路が碁盤の目のようにまっすぐになっている点が挙げられます。
札幌は明治時代に入ってから計画的に開発された都市なのです。
明治時代、北海道(昔は蝦夷地といいました)に送られた兵隊のことを屯田兵と呼びます。
屯田兵を中心に、北海道が開拓されていったのです。
この「札幌」という名前、実は先住民族の言葉が由来となっています。
北海道の先住民族をアイヌ民族といい、アイヌ民族の言葉をアイヌ語といいます。
アイヌ語の言葉の「サッ・ポロ・ペッ」(乾いた・大きい・川)という言葉が札幌の由来となった、とも言われているのです。
このように、北海道にはアイヌ語が由来になっている地名がいくつもあります。
気になった人は、是非調べてみてくださいね。
漁業がさかんな釧路 北海道では北洋漁業や栽培漁業、養殖業がさかん
地図の東側に位置するのが釧路(くしろ)です。
釧路には有名な漁港があります。
北海道の北、オホーツク海で魚をとる北洋漁業が行われているのです。
漁業の話つながりで、北海道の水産業についても紹介します。
北洋漁業のほかに、北海道では2つさかんな漁業の種類があります。
1つ目は養殖業です。
稚魚から成魚になるまで育てるのが養殖です。
北海道のサロマ湖という湖ではほたての養殖がさかんです。
北海道でさかんな漁業、2つ目は栽培漁業です。
稚魚まで育てた後、一度放流するのが栽培漁業です。
魚のなかでも、さけなどは生まれたところへ戻って来るという習性があります。
さけの稚魚を放流し、成魚になって戻ってきたところを捕まえるというわけです。
十勝平野の中心都市、帯広
最後に紹介するのは帯広(おびひろ)です。
帯広は十勝平野の中心的な都市として知られます。
十勝平野では畑作がさかんに行われているという話を、前回の授業でしましたね。
札幌、釧路、帯広。
都市の特徴と位置を合わせて覚えておきましょう。
今回のポイントは、「北海道の都市と歴史、水産業」です。
北海道の中でも覚えておきたい重要な都市や、北海道の歴史、そして水産業についても学習します。
まずは都市についてです。
こちらを見てください。