中学歴史
5分でわかる!インダス文明と中国文明
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この動画の要点まとめ
ポイント
インダス文明「モヘンジョ・ダロ」/中国文明「万里の長城」
これでわかる!
ポイントの解説授業
インダス文明の「モヘンジョ・ダロ」では数万人が暮らしていた
インダス文明の代表的な遺跡、 モヘンジョ・ダロ の写真です。
「モヘンジョ・ダロ」というのは直訳すると「死の丘」という意味です。歴史学者が調べるまでは、古代の死者が眠る丘として地元の人はここに近寄りませんでした。
モヘンジョ・ダロでは作物が作られていたことや文字が使われていたことがわかっており、数万人が秩序をもって暮らしていた都市であった と言えます。
中国文明 始皇帝の権力を示す兵馬俑坑
次に 中国文明 を見ていきたいと思います。
中国で一番最初に作られた国の名前は 殷 といいます。
殷の時代に、現在の漢字の原型になった 甲骨文字 が作られました。
殷が滅んだあとは 周 という国ができ、周が滅んだあとに 秦 という国ができました。
古代の中国文明で有名なのは、左の写真の 兵馬俑坑 です。
秦の建国者である 始皇帝 が亡くなったとき、彼のお墓には兵隊や馬の人形が数千体埋められました。この人形を 兵馬俑 と言い、兵馬俑坑は数千体の兵馬俑が発掘された場所のことを指します。
数千という数から、始皇帝の権力がいかに巨大だったのかがわかります。
右の写真は、有名な 万里の長城 です。外敵の侵入を防ぐために作られた城壁です。
秦の始皇帝が、それまでいくつかあった城壁をまとめて大きな一つの城壁に作りなおさせたのです。
秦が滅んだあとも、万里の長城は何度も改築され、現在では中国有数の観光名所になっています。
インダス文明・中国文明の学習では、モヘンジョ・ダロ、兵馬俑坑、万里の長城といった遺跡の名前を、キーワードとしておさえておきましょう。
四大文明の3つ目のポイントは、「インダス文明/中国文明」です。
まずは インダス文明 から見ていきましょう。
こちらの写真を見てください。