中学歴史
5分でわかる!壬申の乱
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この動画の要点まとめ
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壬申の乱 天智天皇の後継ぎ争い
これでわかる!
ポイントの解説授業
天智天皇亡き後の後継者争い
朝鮮半島での白村江の戦いに大敗した後、天智天皇は国内の整備に努めました。
人々の住んでいる場所や、住んでいる人数を調査し、 戸籍 を作ったりしたのです。
天智天皇が亡くなると、誰が後を継ぐのかが問題になりました。
この後継者争いが、国を揺るがす大問題に発展していくのです。
弟vs息子 古代最大の内乱「壬申の乱」
次の図を見てください。
天智天皇を中心とした家計図が示されています。
後継ぎをめぐって争っていたのは、2人の人物です。
一人は 大海人皇子(おおあまのおうじ) 、天智天皇の弟です。
もう一人は 大友皇子(おおとものおうじ) 、天智天皇の息子です。
この2人が天皇の座を巡って争い、672年に 壬申の乱 が勃発しました。
壬申の乱は、 古代最大の内乱 とも呼ばれています。
壬申の乱に勝利したのは、弟の 大海人皇子 でした。
彼は 天武(てんむ)天皇 として即位し、国内の政治に着手することになります。
日本最古のお金「富本銭」
なお、天武天皇の時代には、 日本最古の貨幣 、つまりお金が作られています。次の右側の写真を見てください。
日本最古のお金、 富本銭 といいます。
富本銭は 藤原京 という都の跡から発見されました。
現在の奈良県橿原市に位置する藤原京は、中国の唐にならって作られた本格的な都です。
天武天皇の次に即位した、 持統天皇 の時代に遷都されました。
天智天皇の後継者争い(壬申の乱)で弟の大海人皇子が勝利し、天武天皇として即位した。
次の持統天皇が藤原京に遷都した。
日本最古の貨幣である富本銭が天武天皇の時代に作られ、実物は藤原京の跡から見つかっている。
少し複雑ですが、以上の流れをしっかりおさえておきましょう。
飛鳥時代2のポイント3は、「壬申の乱」です。