中学歴史
5分でわかる!聖武天皇の政治2 大仏造立の詔
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この動画の要点まとめ
ポイント
伝染病やききんによる社会不安 聖武天皇、どうやってこの危機を乗り越える?
これでわかる!
ポイントの解説授業
聖武天皇、東大寺をつくる
聖武天皇の悩みの種は、農民の逃亡だけはありませんでした。
彼が在位していた8世紀の中ごろは、伝染病の流行やききんによる食糧不足など、様々な社会不安が広がっていたのです。
この危機を仏様の力を借りて解決しようと考えた聖武天皇は、東大寺というお寺を作らせました。
さらに、それぞれの地方ごとに国分寺や国分尼寺というお寺を建設させました。
その上で、都にある東大寺を全国の国分寺の頂点と位置づけました。
東大寺の大仏 行基の活躍
東大寺には、社会不安を乗り越えるために大仏が作られました。
聖武天皇は、大仏の力で伝染病やききんを解決しようと考えたのです。
では、大仏は誰の手によって作られたのでしょうか?
実際に作業をしたのは、もちろん天皇ではなく農民です。
聖武天皇は、当時農民に人気があった行基というお坊さんの力を借りて、何とか大仏を完成にこぎ付けたのでした。
奈良時代2のポイント2は、「聖武天皇と仏教」です。