中学歴史
5分でわかる!天平文化と歴史書
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この動画の要点まとめ
ポイント
奈良時代の天平文化と歴史書 ついに日本の歴史書がつくられた!
これでわかる!
ポイントの解説授業
天平文化 唐の影響を強く受ける
聖武天皇の時代の文化を、天平文化といいます。唐(当時の中国)の影響を色濃く受けた仏教文化です。
唐の文化を取り入れるため、遣唐使が派遣されました。
遣唐使は、唐だけでなく、西アジアやヨーロッパの文化も日本に持ち帰りました。
唐は非常に大きな国で、シルクロードというルートを経て外国の文物(学問や技術)も入ってきていたのです。
聖武天皇の遺品が収められている、東大寺の正倉院という倉庫に、そうした文物がいくつか保管されています。
天平文化で重要なお寺として、唐招提寺も覚えておきましょう。
中国から仏教を伝えるために来日した、鑑真という僧が建てたお寺です。
鑑真を、大仏建立に貢献した僧の行基とまちがえないように注意しましょう。
日本最古の歴史書『古事記』
天平文化の時代には、様々な歴史書や書物がつくられました。
日本最古の歴史書である『古事記』や、国のおこり・天皇の政治の様子などを伝える『日本書紀』などを覚えておきましょう。
『古事記』と『日本書紀』の「記」と「紀」の字に注意してくださいね。
歴史書以外の書物では、日本最古の歌集である『万葉集』が作られました。
様々な歌が収められており、ポイント1で紹介した『貧窮問答歌』も含まれています。
地方ごとの自然や産物、伝記をまとめた『風土記』も、この時期に作られています。
天平文化を代表する書物、しっかり覚えておきましょう。
奈良時代2のポイント3は、「天平文化と歴史書」です。