中学歴史
5分で解ける!聖武天皇の政治に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
聖武天皇の政治 さまざまな社会不安をどう乗り越えた?
重い税負担によって農民が次々と逃げ出していく状況を受けて、743年に作られた法律はなんでしたか?
そう、 墾田永年私財法 ですね。「新しく開墾した土地は永久に私有を認める」という法律です。
墾田永年私財法の制定により、 荘園 と呼ばれる私有地が発生しました。
私有地が認められたことによって、「土地や人民は国家のものである」という 公地公民 制が崩壊したことも覚えておきましょう。
奈良の大仏造立 どうやって農民に力を借りた?
聖武天皇は、仏の力によって国の危機を乗り越えようしたのでしたね。
各地方に、国分尼寺と一緒に建てられたお寺の名前はなんでしたか?
国分寺 ですね。
そして、全国の国分寺の中心、トップとして都に建てられたのが 東大寺 でした。
聖武天皇は 大仏 造立の詔(みことのり、天皇の命令という意味です)を出しました。
現在は「奈良の大仏」と言われることが多いですね。
大仏を作るためには、実際に作業をする農民たちに納得して仕事をしてもらう必要があります。
そこで、聖武天皇は農民たちに人気のあったお坊さんの力を借りたのでしたね。このお坊さんの名前は、 行基 です。
伝染病やききん、朝廷内の勢力争いなど。
数々の社会不安に悩まされたのが 聖武天皇 でした。