中学歴史
5分でわかる!藤原道長・頼通父子の摂関政治
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この動画の要点まとめ
ポイント
藤原道長、頼通父子 この世は自分のものと思うくらいの権力を持つ
これでわかる!
ポイントの解説授業
左の絵に描かれているのは、 藤原道長 です。
彼と、息子の 藤原頼通 の二人は、平安時代における最大の権力者といっても過言ではありません。
なぜ、藤原氏は朝廷で力を持つことが出来たのでしょうか。これには大きく3つの理由がありました。
豪族を保護するかわりに土地を寄進させる
一つ目の理由は、藤原氏が 中臣鎌足の子孫 だったことです。
大化の改新で大活躍した人物の子孫だったので、そもそも高い地位にいたのです。
二つ目の理由は、 たくさんの荘園を寄進させていた ことです。
荘園というのは、奈良時代に墾田永年私財法という法律によって生まれた 私有地 でしたね。
藤原氏は、豪族たちを保護する代わりに、その私有地をもらっていました。こうして広大な私有地を手に入れていたのです。
天皇と娘を結婚させての「摂関政治」
そして三つ目の理由は、 天皇と自分の娘を政略結婚させ、天皇の親戚になる 作戦をとったことです。
もし娘と天皇の間に男の子が生まれれば、藤原氏は次の天皇の祖父となり、発言力が増すのです。
こうした政治の手法を、 摂関 政治といいます。
藤原氏が、 摂政や関白 といった、天皇を補佐する役について政治を行ったことから名づけられました。
藤原氏が様々な手段によって朝廷で権力をにぎったこと、その権力は道長・頼通親子の時に最大になったことをおさえておきましょう。
平安時代1のポイント3は、「藤原氏の摂関政治」です。
こちらを見てください。