中学歴史
5分でわかる!武士の登場 平将門と藤原純友
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この動画の要点まとめ
ポイント
武士の登場 ~乱は地方から~
これでわかる!
ポイントの解説授業
戦いを専門とする身分である 武士 は、平安時代に登場したと考えられています。
10世紀に入ると、次第に武士が力をつけ始め、朝廷にも認められるようになっていきます。
次の地図を見てください。
935年 平将門の乱
935年に、 平将門 という人物が、現在の千葉県のあたりを中心に反乱を起こします。
彼は 「新皇」 (新しい天皇)を名乗り、朝廷から独立した国を作ろうとしたのです。
将門は関東で勢力を大きく拡大しますが、戦いの最中に戦死し、乱は失敗に終わりました。
939年 藤原純友の乱
平将門の乱から4年後の939年、今度は瀬戸内海で乱が起こりました。これを起こしたのが 藤原純友 という人物です。
彼は現在の愛媛県を中心に、瀬戸内海の海賊を率いて反乱を起こしましたが、やはりこの乱も失敗に終わります。
どちらも失敗に終わったものの、 朝廷の権力を揺るがす反乱が地方から起きた ことは大きな衝撃を与えました。
同時に、 反乱の鎮圧に武士が貢献した ことで、 武士の地位が高まっていった のです。
平安時代2のポイント1は、「武士の登場」です。