中学歴史
5分でわかる!室町幕府の仕組み
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この動画の要点まとめ
ポイント
鎌倉幕府の仕組みと似ている 室町幕府の仕組み
これでわかる!
ポイントの解説授業
足利尊氏、室町幕府を開く
建武の新政を行っていた後醍醐天皇に対し、武士の不満は高まっていきました。
武士の不満を受けて 足利尊氏 が挙兵し、後醍醐天皇を京都から追放したのです。
1338年、足利尊氏は 征夷大将軍 に任命され、 室町幕府 を開きました。
室町幕府の仕組みについて、学んでいきましょう。
将軍の下には管領 政所や侍所は鎌倉幕府と同じ
まずは中央(京都)の仕組みから見ていきましょう。
将軍の 補佐役 として置かれたのが、 管領 です。
鎌倉幕府では将軍の補佐役として 執権 が置かれていましたよね。
幕府の財政をつかさどるのが 政所 、軍事・警察の役目を果たすのが 侍所 です。
これらは鎌倉幕府と同じです。
記録の管理を担当するのが 問注所 です。
名前は鎌倉幕府と同じですが、仕事内容が 裁判の管理(鎌倉)から記録の管理(室町)に変わっている ことに注意してください。
地方には、守護・地頭と「鎌倉府」
次に、地方の役職について見ていきましょう。
室町幕府で重要なのは、関東の支配を担当していた 鎌倉府 です。
この役所は、 鎌倉幕府の六波羅探題 にあたります。
室町幕府では京都が中央になったため、 鎌倉幕府の残党を監視する必要が出てきた わけです。
そして、室町幕府の重要な役職には、 有力な守護大名 が任命されました。
守護大名とは、鎌倉時代に比べ、権力が強くなった守護のことです。
室町幕府の仕組みは鎌倉幕府と似ていますね。
テストでは、鎌倉時代と異なる役職の名前などがよく聞かれます。
しっかり覚えておきましょう。
室町時代1のポイント2は、「室町幕府の仕組み」です。