中学歴史
5分でわかる!親藩、譜代大名、外様大名
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この動画の要点まとめ
ポイント
親藩、譜代大名、外様大名 ~信頼できる大名を重要な土地に配置~
これでわかる!
ポイントの解説授業
そもそも江戸時代の「大名」とは、 「1万石以上の領地を与えられた、将軍直属の武家」 のことです。
1万石というのはお米の単位で、数字が多いほど広い土地を支配していることになります。
江戸時代の大名は、幕府によって3つの種類に分けられていました。
それぞれ順番に見ていきましょう。
親藩、譜代大名、外様大名
まずは 親藩 です。
徳川家の親族にあたる武家は、親藩に分類されました。
2つ目が 譜代(ふだい)大名 です。
関ヶ原の戦いの前から、徳川家に従っていた大名です。
最後が 外様(とざま)大名 です。
こちらは、関ヶ原の戦いの後に徳川家に従った大名です。
つまり、関ヶ原の戦いの際は、 西軍として徳川の東軍と戦った武家 にあたります。
信頼できる大名を、重要な土地に配置
この3種類の大名は、徳川家からすると 信頼の度合いが違いますよね。
親藩は徳川家の親族なので、信頼度が高くなります。
一方、外様大名はかつての敵ですので、親藩や譜代大名よりは信用できません。
そこで幕府は、より信頼度の高い親藩や譜代大名に、 交通の要所や江戸に近い土地 を与えました。
逆に外様大名には、あまり重要ではない土地や、江戸から遠い土地を与えたのです。
例えば、関ヶ原の戦いで西軍の総大将だった毛利家は、広島から山口の萩という場所に移動させられています。
信頼度によって全国の大名に差をつけ、統治していたことをおさえておきましょう。
江戸時代1のポイント3は、「江戸時代の大名」です。