中学歴史
5分でわかる!武家諸法度と参勤交代
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この動画の要点まとめ
ポイント
家康の跡を継いだ秀忠、家光 大名と朝廷を統制する
これでわかる!
ポイントの解説授業
江戸幕府の初代将軍は徳川家康でしたね。
彼の跡を継いだ、息子の 2代将軍秀忠 と孫の 3代将軍家光 は、 幕府の支配力を強めよう としました。
こちらを見てください。
武家諸法度 大名に対して様々な決まりを作る
江戸幕府が大名に対して出した、 武家諸法度 という法律です。
内容を見てみると、 大名が様々な規制を受けていた ことがわかりますね。
新しいお城を建ててはならず、結婚も勝手にはできません。
このように、全国の大名を厳しく統制することで、 徳川家の支配をより強めようとした のです。
参勤交代 大名の財政力を弱めることが目的
3代将軍の徳川家光の時代には、 参勤交代 という制度が設けられます。
次の絵を見てください。
全国の大名は、この絵のように行列を作って、 1年おきに江戸まであいさつに行く ことと、 自分の妻子を江戸に住まわせること が義務付けられました。
参勤交代の目的は、 大名にたくさんお金を使わせ、大名の妻子を人質にする ことです。
江戸に行って帰るための費用は、全て各大名が自腹で負担させられました。
家来も引き連れていくわけですから、多額の費用がかかりますよね。
さらに妻や子どもが江戸にいるので、大名は反乱を起こしにくくなるわけです。
武家諸法度は武士に対する決まりでした。
朝廷に対しては、 禁中並公家諸法度 という法律が定められました。
江戸幕府の支配力を高めるため、武家諸法度や参勤交代が制定されたことをおさえておきましょう。
江戸時代2のポイント1は、「大名と朝廷の統制」です。