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5分でわかる!五街道の整備

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この動画の要点まとめ

ポイント

参勤交代で五街道が整備される

中学歴史34 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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江戸時代6のポイント1は、「五街道の整備」です。

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江戸幕府3代将軍 徳川家光 によって、 参勤交代 という制度が定められました。
全ての大名が、1年おきに 領地と江戸とを自腹で往復する ことを義務付けた制度でしたね。

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大名は部下や家来を引き連れた大名行列で移動するため、大勢の人が通れる道が必要でした。
参勤交代をさせるために、 日本各地から江戸に向かうためのルート を設ける必要があったのです。
そこで整備されたのが、 五街道 と呼ばれる5つの街道です。
次の地図を見てください。

中学歴史34 ポイント1 答え全部

五街道 名前とルートを組み合わせて覚えよう

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この地図には、五街道の名前と位置が示されています。
順番に見ていきましょう。

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まず、江戸と京都を結ぶ①のルート。これが 東海道 です。
五街道の中ではもっとも南寄りで、海沿いを通っていますね。
東海道新幹線 の名前の由来にもなりました。

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②のルートも、内陸部を通って江戸と京都を結んでいます。
この街道の名前は、 中山道 (なかせんどう)です。読み方に注意してください。

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③と④は、どちらも江戸から北の方角に伸びているルートです。
③は 日光街道 、④は 奥州街道 といいます。

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③の 日光街道 は、江戸と栃木県の 日光 を結んでいました。
徳川家康を祀る日光東照宮 が位置する日光は、江戸幕府にとって重要な土地でした。

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④の 奥州街道 は、日光街道の途中で分岐して、 福島県の白河 という場所に向かっていました。
江戸から東北地方へと向かうルートです。

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⑤のルートは、 甲州街道 といいます。
江戸から西に進み、山梨県(甲斐)を通って長野県の下諏訪に到着するものでした。
今も東京に新宿という大きな街がありますが、新宿は元々 甲州街道の「宿場町」 として作られました。

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宿場町というのは、人々が泊まる宿や、馬を休ませるための設備が整えられた町です。
五街道が整備されると、宿場町も全国各地に沢山作られました。
東海道の 品川 や中山道の 板橋 など、現在でも地名として残っているものもあります。

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これら五街道は全て、江戸の 日本橋 というところが出発点になっていました。
現在でも、東京都中央区に日本橋という地名が残っています。

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五街道の名前とルートを、地図を使いながら覚えておきましょう。

この授業の先生

松本 亘正 先生

歴史や地理を暗記科目ととらえず、感動と発見がふんだんに盛り込まれたストーリーで展開して魅了。 ときにクスリと笑わせる軽妙な語り口にも定評があり、「勉強ってこんなに楽しかったの!?」と心動かされる子供たちが多数。

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