中学歴史
5分でわかる!田沼意次の「わいろ政治」
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この動画の要点まとめ
ポイント
「わいろ政治」を行った田沼意次
これでわかる!
ポイントの解説授業
田沼意次、株仲間を奨励
田沼意次は、商人や手工業者の同業者組合である 株仲間 を奨励しました。
彼らに特権を与え、 独占を認める代わりに税を納めさせた のです。
こうして田沼の時代には、幕府の財政がうるおい、商人たちがもうけることで経済が大きく発展しました。
このような政治に対し、「幕府や一部の商人だけが利益を得ている」という批判の声が徐々に大きくなります。
さらに、株仲間から田沼へのわいろが横行し、政治が混乱したこともあって、
結局田沼は辞任に追い込まれてしまうことになります。
百姓一揆や打ちこわしが発生
田沼意次の政治は、経済発展を実現した一方で、格差の拡大につながったことも事実でした。
そのため、町人や農民たちの不満も高まったのです。
そうした不満は、農民たちによる 百姓一揆 や 打ちこわし として爆発しました。
百姓一揆は 年貢の軽減などを求めた百姓たちの武力反乱 です。
打ちこわしは 生活に困った貧しい町人や農民たちによる暴動 で、彼らは裕福な商人の店や邸宅を襲いました。
田沼意次が株仲間を奨励したこと。
彼の政治に対する不満から、百姓一揆や打ちこわしが発生したことを覚えておきましょう。
江戸時代7のポイント3は、「田沼意次の政治」です。
10代将軍徳川家治の時代、老中として活躍したのが 田沼意次 (たぬまおきつぐ)です。
彼はいったい、どのような政治を行ったのでしょうか?
こちらを見てください。