近代の世界２のポイント１は、「フランス革命」です。
フランスの政治体制の変化について見ていきましょう。

１７世紀後半のフランスでは、国王が絶対的な権力を持ち、政治を行っていました。
これを 絶対王政 といいます。
国王や貴族に富が集中していたため、民衆の多くは貧しい暮らしを強いられていました。
当時のフランスでは 貧富の差が激しかった のです。

民衆の不満は徐々に高まっていき、１７８９年に フランス革命 が始まります。
革命の結果、絶対王政が打倒され、 人権宣言 が発表されました。

人権宣言では、自由や平等、人民主権などが規定されました。
国民一人一人が主権を持ち、物事を決定していくべきだという考え方が広がっていくのです。

フランス革命によって絶対王政が倒され、人権宣言が発表されたことをおさえておきましょう。