近代の世界２のポイント２は、「皇帝に即位したナポレオン」です。

ポイント１で、 フランス革命 について学びましたね。
フランス革命のあと、 フランスの社会は混乱状態 になってしまいます。
混乱した世の中をまとめるため、 力を持ったリーダー の存在が求められました。
こちらを見てください。

この人物が、有名な ナポレオン です。
ナポレオンは、１８０４年に フランスの皇帝 になりました。

皇帝になったナポレオンは、 ヨーロッパ遠征 を始めます。
周りの国を侵略して、フランスの領土を増やそうとした わけです。
しかし、ヨーロッパ諸国が団結してフランスに対抗したため、結局ナポレオンは敗退して島流しになってしまいました。

ナポレオンは、 ナポレオン法典 という法律を作りました。
法典には、フランス革命で確立された 民主主義的な考え方 が盛り込まれたのです。
ナポレオン法典は多くの国に影響を与え、中にはフランスのように革命を起こす国もありました。
ナポレオンが革命をヨーロッパに広めた、ともいえるのです。