中学歴史
5分でわかる!アヘン戦争と中国への侵攻
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この動画の要点まとめ
ポイント
清に攻め込む 欧米の標的にされたアジア~中国編~
これでわかる!
ポイントの解説授業
19世紀に入ると、欧米諸国がアジアへの侵略を本格化します。
今回は、イギリスやフランスが清(当時の中国)へ侵攻するお話です。
こちらを見てください。
アヘン戦争でイギリスが勝利 南京条約が結ばれる
当時イギリスは、アヘンという麻薬を清に強引に売りつけて儲けていました。
清政府がアヘンの取り締まりを強化すると、怒ったイギリスが清に戦争を仕掛けます。
こうして1840年、イギリスと清の間で アヘン戦争 がおこりました。
アヘン戦争は、軍事力に勝るイギリスの勝利に終わりました。
敗北した清は、1842年に 南京条約 という 不平等条約 をイギリスと結びます。
清はイギリスに賠償金などを支払わなけらばならず、財政が悪化します。
国内では貧富の差が拡大し、民衆の生活はより厳しくなりました。
太平天国の乱鎮圧に、外国の力を借りた結果・・・
民衆の不満は高まり、1851年には 太平天国の乱 という反乱が起きます。
キリスト教の影響を受けた洪秀全という人物が、清を打倒して平等な国づくりを目指したのです。
清政府は自分たちの力だけでこの反乱を鎮圧することが出来ず、あろうことか イギリスやフランスの力を借りました。
その結果、清の首都 北京 が、 イギリスとフランスに占領されてしまう のです。
この後、中国はアメリカやドイツ、そして日本からも侵略されることになります。
近代の世界3のポイント2は、「イギリスがアヘン戦争で清に勝利」です。