中学歴史
5分でわかる!水野忠邦の「天保の改革」
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この動画の要点まとめ
ポイント
ぜいたくしている場合じゃない 水野忠邦の天保の改革
これでわかる!
ポイントの解説授業
アヘン戦争で清が敗北したことは、江戸幕府に大きな衝撃を与えました。
「外国に攻めて来られては大変だ」ということで、 国を変革しようとする動き が見られたのです。
こちらを見てください。
水野忠邦の「天保の改革」
この人物は、第12代将軍徳川家慶の時代に老中を務めた 水野忠邦 です。
大塩平八郎の乱 や アヘン戦争 に危機感を持った水野忠邦は、国を立て直そうと改革を行いました。
水野忠邦が行った改革を、 天保の改革 と呼びます。
株仲間を解散し、外国船打払令をゆるめる
天保の改革の重要な内容を2つ紹介します。
1つ目は、 株仲間の解散 です。
株仲間は、かつて田沼意次が奨励した 同業者組合 のことでしたね。
水野忠邦は、株仲間が 貧富の差を生む原因だ と考えて解散を命じたのです。
2つ目は、 外国船打払令をゆるめた ことです。
これは、日本に近づいてきた外国船を無条件で砲撃するよう定めた法律です。
今考えてみると、かなり強気な法律ですよね。近づいただけで砲撃していたら、怒った外国と戦争になりかねません。
水野忠邦は、アヘン戦争で清が負けたことを踏まえ、外国を刺激しないように法律を改正しました。
砲撃して追い払うのではなく、 水・燃料・食料を十分に与えて帰ってもらうことにした のです。
水野忠邦が天保の改革を行ったこと。
株仲間を解散し、外国船打払令をゆるめたことをおさえておきましょう。
江戸時代10のポイント3は、「天保の改革」です。