練習１は、江戸時代末期に関する問題です。
授業で学んだ内容を確認していきましょう。

１８５８年から５９年にかけて、大老の井伊直弼が、幕府を批判する人々を大量に処罰します。
これを 安政の大獄 といいましたね。
この時に処刑された人物で、長州で松下村塾を開き、たくさんの弟子を育てていたのは誰でしたか？
そう、 吉田松陰 ですね。彼が処刑されたことで、幕府への反発はさらに強まりました。

１８６０年、井伊直弼はついに暗殺されてしまいます。
水戸藩の浪士たちが彼を暗殺した事件が、 桜田門外の変 でしたね。
江戸城の桜田門という門の外で暗殺されました。

１８６６年、長年のライバルであった 薩摩藩 （鹿児島県）と 長州藩 （山口県）が、幕府打倒のために手を結びました。
この同盟を、 薩長同盟 といいましたね。

土佐藩（高知県）出身で、同盟の仲介役を務めた人物は？
答えは 坂本竜馬 ですね。

薩摩藩の主な藩士には、 西郷隆盛 や大久保利通がいました。
長州藩には 木戸孝允 や高杉晋作がいましたね。