中学歴史
5分でわかる!徴兵令の制定
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この動画の要点まとめ
ポイント
満20歳以上の男子は兵役の義務を負う 反対一揆が起こった理由とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
1873年 「徴兵令」の発布 満20歳以上の男子は兵役の義務を負う
ポイント1で、明治政府が掲げた 富国強兵 政策について学習しました。
欧米諸国に対抗するため、経済力や軍事力を高めよう とする政策です。
今回学習する 徴兵令 も、富国強兵政策の一つとして実施されました。
1873年に出された徴兵令では、 満20歳以上の男子は兵役の義務を負う ことが定められたのです。
満20歳になった男子に、士族や平民といった身分の区別なく兵役を義務づけることで、
国民を中心とする軍隊をつくろうとしたのです。
貴重な働き手を奪うな! 農家を中心に、徴兵令に反対する動きも…
「満20歳以上の男子は兵役の義務を負う」と定める徴兵令ですが、 当初は多くの免除規定がありました。
家のあとつぎである長男 や、 役人の息子 などは兵役を免除されたのです。
実際の兵役についたのは、 農家などの次男・三男にあたる人たちが中心 でした。
農家にとって、貴重な働き手である20歳の男子を奪われることは大きな負担でした。
学制のときと同じように、 徴兵令の施行に対しても各地で反対一揆が起きた のです。
学制に徴兵令と、明治政府は次々に改革を行いました。
一方で、急激な改革に反対し、各地で反対運動が起きたこともおさえておきましょう。
明治時代2のポイント2は、「徴兵令」です。