中学歴史
5分で解ける!近代国家の建設に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
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練習の解説授業
経済力を高めて強い軍隊を持つ 明治政府が掲げたスローガンは?
明治政府は、近代国家建設に向けて2つのスローガンを掲げていました。
1つは、「産業をさかんにして生産力を増やす」というスローガンです。
これを「 殖産興業 」といいます。
もう1つはなんでしたか?ヒントは 経済力を高めて強い軍隊を持つ という内容のスローガンです。
そう、これは「 富国強兵 」でしたね。
「富国強兵」を掲げる明治政府が行った、3つの政策
富国強兵のスローガンのもと、明治政府は主に3つの政策を実施しました。
まずは1872年、6歳以上の国民に教育を受ける義務を負わせた改革です。
これは 学制 ですね。特に小学校での教育が重視されました。
1873年には、軍事面と財政面でそれぞれ1つずつ新政策が実施されました。
軍事面で行われた改革が 徴兵令 でしたね。
徴兵令は、満 20 歳以上の男子は 兵役 の義務を負う、という内容でした。
学制と徴兵令に対し、貴重な働き手が奪われることに反発した農家たちは反対一揆を起こすこともありました。
財政面で行われた改革が 地租改正 でしたね。
地租改正の内容、覚えていますか?
地租改正では、土地の値段(地価)を定め、土地の所有者に 地券 という証明書が発行されました。
所有者は、地価の 3 %を 現金 で納めることが義務づけられたのです。
最後に、特権を失った士族を中心に1874年に結成され、北海道で警備と開拓にあたった兵のことを何と言いましたか?
答えは 屯田兵 ですね。
「北海道の警備と開拓」という説明がヒントですよ。
明治政府の富国強兵政策、内容をしっかり復習しておきましょう。
明治政府が行った改革について、学習した内容を確認しましょう。