中学歴史
5分でわかる!岩倉使節団、欧米を視察
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この動画の要点まとめ
ポイント
相手にされなかった岩倉使節団
これでわかる!
ポイントの解説授業
不平等条約の改正を目指し、岩倉使節団を派遣
写真に写っているのは、1871年~1873年にかけて欧米に派遣された「 岩倉使節団 」です。
絵の中央、ちょんまげのような髪型をしている人物が、団長の 岩倉具視 (いわくらともみ)です。
岩倉使節団は 不平等条約の改正 を目的として欧米諸国に派遣されました。
江戸時代の終わりごろ、日本はアメリカをはじめとする欧米諸国と不平等条約を結びました。
関税自主権がない、領事裁判権を認める など、日本にとって不利な内容だったことを覚えていますか?
明治政府は、この不平等条約の改正を大きな課題だと考えていたのです。
岩倉使節団は相手にされず… しかし、政治や産業の視察は日本の近代化に貢献した!
わざわざ海外まで視察にいった岩倉使節団でしたが、 欧米各国には相手にされませんでした。
憲法も国会もなかった当時の日本は、欧米諸国にとって交渉相手とはみなされなかったのです。
相手にされなかった使節団は、 国を強くすることの必要性を痛感することになります。
条約改正には至りませんでしたが、岩倉使節団も手ぶらで帰国したわけではありません。
使節団や同行した留学生たちは、学校や工場などを視察するなど、
先進的な欧米諸国の政治制度や文化の調査を行いました。
使節団はこの経験をもとに、日本の近代化を推し進めていくことになります。
明治時代4のポイント1は、「岩倉使節団の派遣」です。
こちらを見てください。