中学歴史
5分でわかる!領土拡大 北は千島、南は樺太
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この動画の要点まとめ
ポイント
北は千島、南は沖縄 領土拡大の野心
これでわかる!
ポイントの解説授業
1875年 「千島・樺太交換条約」 樺太はロシア領、千島は日本領と定める
まずは地図の北側に注目してください。
北海道の北の細長い島、ここを 樺太 (からふと/サハリン)といいます。
そして、北海道の東側にある島々を 千島列島 といいます。
当時、この2つの地域は 明確にどの国の領土かは定まっていませんでした。
そこで、日本はロシアと 樺太千島交換条約 を締結します。
樺太をロシアの領土と認める代わりに、千島列島を日本の領土として獲得しました。
これで日本は北側の領土を確定させたことになります。
1879年 「琉球処分」 琉球藩を武力で廃止し、「沖縄県」として日本の領土に組み込む
次は地図の南側に注目してください。
琉球藩 → 沖縄県 と書いてあるのがわかりますか?
琉球王国は、江戸時代のあたりから 薩摩藩 の支配下にありましたが、同時に中国(清)にも朝貢していました。
領土を拡大したい政府は、1872年に琉球王国を琉球藩とします。
さらに1879年には 軍隊を送って琉球藩を廃止 し、 沖縄県を設置 しました。
これを「琉球処分」といいます。
こうして明治政府は、北と南に日本の領土を拡大させていったのです。
明治時代4のポイント3は、「明治政府の領土拡大」です。
当時の日本が領土を拡大していく様子をみていきましょう。
こちらを見てください。