1871年～1873年にかけて、 不平等条約改正の交渉 のために、欧米に使節団が派遣されました。
この使節団の名前はなんでしたか？
答えは 岩倉使節団 です。
団長は公家の 岩倉具視 でしたね。

岩倉使節団の帰国後、政府では 鎖国中の朝鮮を武力で開国させよう という主張をめぐり、論争がおこりました。
この主張を 征韓論 といいましたね。

征韓論を主張していた人物と、反対していた人物を２人ずつ答えましょう。
まず、征韓論を主張した 薩摩 と 土佐 の政治家です。
薩摩の政治家が 西郷隆盛 、土佐が 板垣退助 です。
テストでは出身藩がヒントになることもあるので、名前とセットで覚えておきましょう。

では、征韓論に反対した 薩摩 出身の政治家と 公家 の名前は？
こちらは 大久保利通 （薩摩）と 岩倉具視 （公家）でしたね。
岩倉使節団のメンバーだった大久保と岩倉は、征韓論よりも 日本国内の改革を重要視していました。