中学歴史
5分でわかる!福澤諭吉の『学問のすゝめ』
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この動画の要点まとめ
ポイント
福沢諭吉の「学問のすゝめ」はなぜ平等の話なの?
これでわかる!
ポイントの解説授業
慶應義塾を創設した福沢諭吉、東京専門学校(現在の早稲田大学)を創設した大隈重信
左側の人物は 福沢諭吉 で、右側の人物は 大隈重信 です。
実はこの2人、どちらも 学校を設立した 人物として知られています。
福沢諭吉は 慶應義塾 を、大隈重信は 東京専門学校 (現在の 早稲田大学 )を創設しました。
このように、明治時代には国立や私立の学校が設立され、学校教育が普及していきます。
福沢諭吉は『学問のすゝめ』を著す
明治時代には、福沢諭吉が著した『 学問のすゝめ 』という本がベストセラーになりました。
いったいどんな話が書かれていたのでしょうか?
『学問のすゝめ』の冒頭には、「 天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず 」という有名なフレーズがあります。
この言葉は「人は 生まれときには みんな平等だよ」という意味です。
しかし、福沢諭吉は単に「人類は平等である」ということを主張したかったわけではありません。
彼は「生まれたときは平等だけど その後どれだけ学問をするかで差が生まれる 」と言いたかったのです。
人間の平等主義や学問の大切さを訴えたこの本は、社会に大きな影響を与えました。
教育勅語の発布 明治時代には教育が普及した
大日本帝国憲法が発布された翌年、1890年に 教育勅語 が出されます。
教育勅語には「親孝行」「兄弟仲良く」「 憲法を守る 」「 天皇に奉仕する 」といった 国民道徳 が示されていました。
君主(天皇)に従い、国を愛する「 忠君愛国 」という考え方が、学校教育を通じて国民に広められていくことになります。
明治時代9のポイント1は、「福沢諭吉と大隈重信」です。
こちらを見てください。