中学歴史
5分でわかる!国際連盟の結成とワシントン会議
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この動画の要点まとめ
ポイント
1920年 国際連盟 1921年 ワシントン会議 国際協調の動き
これでわかる!
ポイントの解説授業
アメリカ大統領ウィルソンの提案で国際連盟が発足!本部はスイスのジュネーブにおかれる
1920年、アメリカ大統領 ウィルソン の提案で 国際連盟 が結成されました。
国際連「合」ではありません、国際連「盟」です。注意してくださいね。
国際連盟の本部は スイス の ジュネーブ という都市におかれました。
国際連盟は、第一次世界大戦の反省をもとに結成されました。
世界の国々が協力し、国際社会の平和と安全を守るための組織 です。
社会主義国のソ連・敗戦国ドイツ・議会が反対したアメリカは参加せず…
1920年に発足した国際連盟ですが、大きな問題がありました。
1つ目の問題は、社会主義国の ソ連 と敗戦国の ドイツ が加盟を認められなかったことです。
ソ連 とは「ソヴィエト社会主義共和国連邦」の略で、 ロシアを中心とする社会主義の国々 を指します。
2つ目の問題は、発案者の アメリカが議会の反対で参加しなかった ことです。
大統領のウィルソンが提案しましたが、国内の反対で加入はできませんでした。
参加国が限られている国際連盟は、あまり強力な組織にはならなかったのです。
1921年 ワシントン会議が開かれる 国際協調の時代へ
国際連盟が結成された翌年の1921年には、アメリカの呼びかけで ワシントン会議 が開かれました。
この会議では 太平洋地域の現状維持と、中国の独立・領土の保全 が取り決められたのです。
「戦争の原因になるから、領土を拡大しようとするのはやめましょう」という約束だと考えてください。
ワシントン会議では他にも、海軍の軍備を制限することなどが決められました。
第一次世界大戦終結後、国際連盟の発足やワシントン会議の開催といった 国際協調の動きがみられたのです。
大正時代2のポイント3は、「国際協調への動き」です。
まずはこちらを見てください。