中学歴史
5分でわかる!ニューディール政策とブロック経済
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この動画の要点まとめ
ポイント
アメリカのニューディール政策、英仏のブロック経済
これでわかる!
ポイントの解説授業
世界恐慌に各国はどう対応した?
ポイント1で、1929年に 世界恐慌 が発生したことを学習しました。
欧米列強に比べて植民地が少ない日本は、中国の 満州 を手に入れようとしましたね。
ポイント2では、世界恐慌に対する アメリカとイギリス・フランスの対応 をみていきましょう。
アメリカは「ニューディール政策」を実施 公共事業で仕事を増やす!
アメリカでは、ルーズベルト(ローズベルト)大統領が ニューディール政策 を打ち出しました。
何をしたかというと、 公共事業を行うことで失業者に仕事を与えた のです。
大規模なダム・道路建設工事などを行うことで、仕事を生み出したのですね。
ニューディール政策によって、失業者たちにも仕事とお金が与えられ、次第にアメリカの景気は回復に向かいました。
イギリス・フランスは「ブロック経済」政策を実施 他国の商品をしめ出す!
世界恐慌を受けて、イギリスとフランスは ブロック経済 政策を打ち出しました。
例えばイギリスの場合、本国と多くの植民地との貿易を拡大しながら、 他国の商品には高い関税をかけました。
このように 本国と植民地や関係の深い国々だけで経済圏を作り、他国の商品をしめ出す ことを ブロック経済 といいます。
イギリスやフランスは たくさんの植民地を持っていた ので、ブロック経済政策をとることが可能だったのです。
アメリカはニューディール政策をとり、公共事業によって失業者を助けた。
イギリスやフランスはブロック経済によって他国の商品をしめ出した。
世界恐慌への対応策をおさえましょう。
昭和時代1のポイント2は、「アメリカ・イギリス・フランスの経済政策」です。