1929年、アメリカで株価が大暴落したことをきっかけに、世界規模で景気が悪化した事件。
これは 世界恐慌 ですね。
株価の大暴落は、アメリカのどこで起きたのかな？
答えは ニューヨーク です。

世界恐慌の影響で、日本では アメリカ向けの生糸の輸出が激減 し、深刻な不景気となって 多くの銀行や会社が倒産 しました。
不景気が続く中、倒産した銀行や会社を吸収して、さらに力をつけていったのは？
答えは 財閥 （ざいばつ）です。
三井や三菱など、大きな資本を元手に経営を行う企業集団のことを財閥といいます。

日本は不景気を脱するため、国外へ勢力を拡大していこうとしました。
当時掲げられたスローガンといえば？
答えは「 満州 は日本の 生命線 」でした。
中国東北部の満州に侵略し、日本の経済を立て直そうとする風潮が高まったのです。