中学歴史
5分でわかる!農地改革と独占禁止法
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この動画の要点まとめ
ポイント
農地改革、独占禁止法 財閥はもう作らせない GHQによる戦後改革2
これでわかる!
ポイントの解説授業
小作農を減らし、自作農を増やす「農地改革」
占領下の日本において、GHQは 農地改革 を行いました。
次のグラフを見てください。
1940年と1950年の 農地と農家、それぞれの割合 を比較したグラフです。
これを見れば 自作地・自作農の割合が大きく増えた ことがわかりますよね。
「自作農」とは「 自分の土地で農業をする人 」、「小作農」とは「 他人(地主)の土地を借りて農業をする人 」です。
小作農は地主に小作料を払う必要がある ため、小作農が多いと小数の地主ばかりが豊かになってしまいます。
自分の土地を持つ人を増やすことが、農地改革の目的でした。
労働基準法・教育基本法・独占禁止法
続いて、1947年に行われた改革についてみていきましょう。
この年には 3つの法律 が新たに制定されました。
1つ目は 労働基準法 です。
「労働は1日8時間以内」など 労働の最低条件を定めた 法律です。
2つ目は 教育基本法 です。
明治時代に出された 教育勅語 にかわって制定されました。
教育勅語は 大日本帝国憲法 の影響を強く受けた内容ですが、教育基本法は 民主的な国づくり を目的とし、日本の教育に関する根本的な方針や決まりを定めています。
3つ目は 独占禁止法 です。
この法律は 一部の企業が利益などを独占することを禁止し、再び財閥が登場することが無いように制定されました。
企業同士の競争を促し、消費者にとって不利益にならないようなルールを定めたのです。
GHQの戦後改革について、改革や法律の名前とその内容をセットでおさえましょう。
昭和時代6のポイント2は、「GHQの戦後改革(その2)」です。
引き続き、GHQ(連合国軍総司令部)が行った改革について学習してきます。
こちらを見てください。