中学歴史
5分でわかる!国際連合の発足と冷戦の開始
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この動画の要点まとめ
ポイント
国際連盟の反省をもとに国際連合発足 しかし冷戦へ
これでわかる!
ポイントの解説授業
1945年に国際連合発足 本部はアメリカのニューヨークにおかれる
第一次世界大戦が終わったあと、2度とこのような戦争をおこさないために、各国が話し合って 国際連盟 が発足しました。
アメリカ大統領 ウィルソン の提案をもとにつくられた、世界の平和を守るための組織です。
しかし、国際連盟は 第二次世界大戦の勃発を防ぐことができませんでした。
アメリカが不参加、制裁手段が無いなど、国際連盟には様々な課題があったのです。
こうした反省をふまえ、第二次世界大戦後に発足したのが 国際連合 です。
こちらを見てください。
右側の写真は 国際連合の旗 です。
1945年に発足した国際連合は、本部を アメリカ の ニューヨーク におきました。
注意したいのが 国際連盟の本部がおかれた場所 です。
こちらは スイス の ジュネーブ でしたね。
国際連合の本部はニューヨーク、国際連盟の本部はジュネーブにおかれました。
間違えないよう注意してくださいね。
アメリカとソ連のにらみあい「冷たい戦争(冷戦)」
国際連合が発足したことで、世界が平和に...なったわけではありませんでした。
第二次世界大戦終結後は アメリカとソ連が対立する「冷たい戦争(冷戦)」が発生したのです。
この2国は直接戦争することはありませんでしたが、互いににらみ合う対立状態を続けました。
この対立を「冷たい戦争」、または「冷戦」と呼ぶのです。
第二次世界大戦終結後、世界の平和と安全を守るため、国際連合が発足しました。
しかし、アメリカとソ連が対立する冷戦が発生し、世界は新たな対立状態に巻き込まれていくのです。
国際連合の本部がアメリカのニューヨークにおかれたこともおさえておきましょう。
昭和時代7のポイント1は、「国際連合の発足」です。
第二次世界大戦が終結した後の世界の動きについて学習しましょう。