中学歴史
5分でわかる!サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約
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この動画の要点まとめ
ポイント
サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約 独立を果たす代わりに米軍基地を置く
これでわかる!
ポイントの解説授業
サンフランシスコ平和条約を結び、日本は独立を回復
朝鮮戦争の真っ最中である1951年、日本は サンフランシスコ平和条約 を締結し、翌年に 独立を果たしました。
GHQに統治されていた日本は、なぜ独立を果たすことができたのでしょうか?
実は、日本の独立には 朝鮮戦争 が大きく関係しています。
朝鮮戦争の序盤は、社会主義陣営の北朝鮮が優位に立ち、資本主義側の韓国が劣勢でした。
それを見たアメリカは アジア全域が社会主義化することを恐れ、アジアにおける資本主義国の砦として、日本を独立させた のです。
アメリカは日本を資本主義国として独立させ、社会主義が広まるのを防ごうとしたのだと考えてください。
当時の首相は吉田茂 日本は朝鮮の独立を認め、台湾などを放棄する
サンフランシスコ平和条約を結んだときの首相は 吉田茂 (よしだしげる)です。
ちなみに、彼の孫である麻生太郎(あそうたろう)も後に総理大臣に就任します。
サンフランシスコ平和条約を結んだ日本は 朝鮮の独立を認め、台湾・南樺太・千島列島を放棄する ことで独立を果たしました。
日米安全保障条約を結び、日本にアメリカ軍の基地をおく
サンフランシスコ平和条約を結んだ1951年、日本はアメリカと 日米安全保障条約 を結びます。
アメリカは日本に軍事基地を設置し、軍隊を持たない日本の代わりに日本や東アジアの平和を守る という条約です。
ちなみに、在日アメリカ軍の専用基地は、およそ 75% が 沖縄県 に集中しています。
サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約。
1951年に結ばれた2つの条約をおさえておきましょう。
昭和時代8のポイント3は、「日本の独立と安全保障条約」です。
GHQに占領統治されていた日本が、ついに独立を果たします。
こちらを見てください。