中学公民
5分で解ける!人権の成立と歴史に関する問題

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この動画の問題と解説
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
自由権から社会権へ

まず、人が生まれながらにして持っている人間としての権利のことを何と言いましたか?
そう、基本的人権でしたね。

基本的人権の思想の起源とされるのが、13世紀のイギリスで制定されたマグナカルタでした。
国王に対する領主貴族の権利を明確にし、不当な逮捕や国外への追放を禁止する内容でした。

続いて、国家から干渉を受けない権利を何と言いましたか?
これは自由権でしたね。
18世紀になって、アメリカ独立宣言やフランス人権宣言の中で登場した権利です。

自由権だけでは国民の幸福が保障できない、という流れで生まれた権利がありましたね。
人間らしい生活を保障する権利、社会権です。
社会権が初めて保障された憲法といえば、20世紀のドイツで生まれたワイマール憲法を思い出せるようにしておきましょう。
答え

大日本帝国憲法の特徴 主権は誰にあった?

ワイマール憲法が制定されたころ、日本で制定されていた憲法がありましたね。
確認していきましょう。

1889年、日本で制定された憲法が、大日本帝国憲法でした。
この憲法の特徴は、天皇主権であることと、人権は法律で制限されていたことでしたね。
制限された人権は、「臣民ノ権利」と表現されていました。
大日本帝国憲法は、天皇主導の国家を作るために制定されたということを覚えておきましょう。
答え


基本的人権から社会権までの流れ、代表的な法律や憲法の名前とセットで覚えてあげましょう。

ここまで、人権の成立とその歴史について学んできましたね。
内容をおさらいしましょう。