中学公民
5分でわかる!大日本帝国憲法と日本国憲法の違いは?
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この動画の要点まとめ
ポイント
大日本帝国憲法と日本国憲法の違いとは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
主権は天皇から国民へ
まずは主権者について説明していきます。
大日本帝国憲法では主権者は天皇でしたが、
日本国憲法では国民に変わりました。
国の政治を最終的に決める権利が、天皇から国民に渡ったのです。
人権は「臣民ノ権利」ではなく「生まれながらにして持っている権利」に
次は人権について説明します。
明治時代に作られた大日本帝国憲法においても、「人権」という考え方はありました。
しかし、法律によって制限される権利であると位置づけられており、「臣民ノ権利」と表現されていました。
あくまで国のトップは天皇であり、その下にいる臣民の権利を(制限つきで)保障するという意味でした。
日本国憲法においては、人権に対する考え方が改められています。
人が生まれながらにして持つ権利として保障されているのです。
普通教育を「受けさせる」義務!?
最後に国民の義務について説明します。
大日本帝国憲法には、現在の憲法にはない義務が規定されていました。
それは兵役の義務です。
明治時代には、徴兵令という法律によって、満20歳以上の男子の兵役義務が定められていたのです。
日本国憲法では、3つの義務が規定されています。
1つ目は子どもに普通教育を受けさせる義務です。
「子どもが教育を受ける義務」ではなく、
保護者が子どもに普通教育を受けさせる義務があるということです。
2つ目は勤労の義務です。
働く能力がある人は、働く必要があるということです。
3つ目は納税の義務です。
国に税金を納める必要があるということですね。
大日本帝国憲法と日本国憲法の違い、しっかり理解しておきましょう。
1つ目のポイントは、「大日本帝国憲法と日本国憲法の違い」です。
こちらを見てください。