中学公民
5分でわかる!間接民主制と直接民主制
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この動画の要点まとめ
ポイント
間接民主制と直接民主制 どちらが世界の主流?
これでわかる!
ポイントの解説授業
政治を行う仕組みで、話し合いを通じて決定するやり方を民主主義といいます。
「話し合いを通じて政治を行う」やり方にも、大きく2つの方法があるのです。
それが、間接民主制と直接民主制です。
こちらを見てください。
間接民主制=選挙で選ばれた代表者が話し合う仕組み
間接民主制とは、選挙で選ばれた代表者が、議会で話し合って政治を決める仕組みです。
別名議会制民主主義とも呼ばれます。
例えば、日本では国民が選挙で国会議員を選び、国会議員が国会で話し合いをして、法律を制定していますよね。
これこそまさに間接民主制といえます。
多数決で選ばれた代表者が、多数決で物事を決めるため、どうしても採用されない意見が出てきてしまいます。
国民全員の意思が反映されない場合があるというのが、間接民主制の短所といえます。
直接民主制=全員が議論に参加する仕組み
直接民主制とは、国民が直接政治に参加する仕組みです。
国民全員が議論に参加するので、国民の意思が直接反映されることになります。
ただ、日本にはたくさんの人がいますよね。
国民全員が集まって議論をするのは大変ですし、結論が出るまでにどれだけ時間がかかるかわかりません。
だからこそ、日本では間接民主制が採用されているのです。
これは日本に限った話ではなく、世界の多くの国で間接民主制が主流になっています。
憲法改正の国民投票など、一部には直接民主制の仕組みも見られる
日本では主に間接民主制が採用されていますが、一部直接民主制も取り入れられています。
憲法改正の際は、国会での審議の後に国民投票が行われる決まりになっています。
有権者全員の投票によって、最終的に憲法を改正するかどうかを判断するわけです。
直接民主制と間接民主制、それぞれの特徴をおさえておきましょう。
3つ目のポイントは、「間接民主制と直接民主制」です。