中学公民
5分でわかる!平等権・生まれや民族による差別
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この動画の要点まとめ
ポイント
平等権 生まれや人種、民族による差別をなくす
これでわかる!
ポイントの解説授業
生まれによる差別 全国水平社が結成される
かつて日本には身分制度がありました。
江戸時代には士農工商という身分があり、その下にえた・ひにんと呼ばれ差別されていた身分があったのです。
かつて差別をうけていた人たちが集まって暮らす集落や地域は部落と呼ばれ、差別の対象になってきました。
現在でも部落出身の人は、結婚するときや会社に就職するときなどに、出身地を理由に差別されることがあるのです。
1922年には、京都で全国水平社という組織が結成されました。
全国から部落差別を撤廃することを目的とした組織です。
ただ、全国水平社の活動にもかかわらず、部落差別は現在でも根強く残っています。
民族による差別 アイヌ文化振興法を制定
次に民族による差別について説明していきます。
日本で暮らす国外出身の人たちなどに対する差別です。
日本に古くから住んでいる在日韓国人や朝鮮人に対して、差別的な言葉を投げかける人たちがいます。
まさに民族による差別です。
平等権の考えのもと、こうした差別を撤廃しようとする動きが見られます。
例えば、北海道の先住民族であるアイヌ民族に対して、アイヌ文化振興法という法律が制定されました。
アイヌ文化を振興し、アイヌの伝統を尊重することを目的とした法律です。
部落差別撤廃のため、全国水平社が結成されたこと。
民族差別撤廃の動きの1つとして、アイヌ文化振興法が制定されたことをおさえておきましょう。
1つ目のポイントは、「生まれや民族による差別」です。
生まれや人種、民族による差別を受けない権利を平等権といいます。
生まれによる差別、民族による差別とはいったいどのような差別なのでしょうか?
こちらを見てください。