中学公民
5分でわかる!世界人権宣言と国際人権規約
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この動画の要点まとめ
ポイント
世界人権宣言を条約にしたのは国際人権規約
これでわかる!
ポイントの解説授業
国際人権規約 世界人権宣言に法的拘束力を持たせる
1948年、国際連合の総会において世界人権宣言が採択されました。
人種や宗教の違いを超えて、世界的に人権を大切にしていきましょうという内容が宣言されたのです。
1966年には、国際人権規約が採択されました。
ただの「宣言」だった世界人権宣言に法的拘束力を持たせたのが、国際人権規約です。
人権の保護や自由権の尊重について、「できたらいいね」という目標ではなく、守らなければならない義務としたのです。
女子差別撤廃条約と、男女雇用機会均等法
世界で人権を尊重する動きが高まる中、女性への差別をなくし、男女平等を目指す動きも見られました。
国際連合の総会で、女子差別撤廃条約が採択されたのです。
日本もこの条約を批准しようとしたのですが、そのためにはまず日本国内の雇用における男女差別を規制する必要がありました。
そのために制定されたのが男女雇用機会均等法です。
企業が採用や昇進において男女を差別することを禁じる法律で、男女平等の実現に向けた大きな一歩でした。
国際人権規約が採択されるなど、人権を尊重しようとする国際的な動きが見られたこと。
それを受けて、日本国内でも法律が制定されたという流れをおさえておきましょう。
1つ目のポイントは、「国際社会における人権保護の動き」です。
人権を尊重する動きが、世界でも日本でも広がっていく様子を学習します。
こちらを見てください。