中学公民
5分でわかる!日本の選挙制度
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この動画の要点まとめ
ポイント
小選挙区比例代表並列制 なぜこの制度になった?
これでわかる!
ポイントの解説授業
衆議院議員選挙は「小選挙区制」+「比例代表制」
現在、日本の衆議院選挙は「 小選挙区制 」と「 比例代表制 」を組み合わせて行われています。
小選挙区制は 各地域に設定された選挙区の中で代表者一人を選ぶ という制度です。
昔はもっと広い選挙区から複数の代表者を選んでいたのですが、選挙区をもっと細かく分け、一人ずつ選ぶようにしたのです。
だから「小」選挙区という名前になっています。
比例代表制は 得票に応じて政党に議席を配分する という制度です。
投票する時に、有権者は候補者の名前ではなく 政党名 を書き、その得票が多い政党により多くの議席が割り振られるという仕組みです。
この2つの制度、小選挙区制と比例代表制を組み合わせた選挙制度を 小選挙区比例代表並立制 といいます。
衆議院議員選挙がこのような仕組みになった理由は?
現在の選挙制度、特に「小選挙区」が採用されている理由の一つは 選挙にお金がかかりすぎないようにするため です。
選挙区が広いと、車で選挙区を回って挨拶したり、選挙のポスターをたくさんの場所に貼ったりと、たくさんのお金がかかります。
選挙区を小さく設定することで、候補者が負担する費用を抑えることができるのです。
参議院議員選挙は「選挙区制」+「比例代表制」
つづいて 参議院議員選挙 の仕組みについて学習します。
参議院議員選挙は「 選挙区制 」と「 比例代表制 」を組み合わせて行われています。
選挙区制とは、選挙区に応じて議員を一人選んだり、二人以上を選んだりする制度です。
小選挙区制では必ず 一人 だけが選ばれますが、選挙区制では 一人もしくは二人以上 が選ばれます。
参議院議員選挙では、選挙区制と比例代表制とを組み合わせて候補者が選ばれます。
衆議院議員選挙では、小選挙区比例代表並立制が採用されています。
選挙制度の違いをしっかりおさえましょう。
2つ目のポイントは、「小選挙区比例代表並立制」です。
日本には 衆議院 と 参議院 の2つの議会があります。
このうち、衆議院議員を選ぶ選挙では 小選挙区比例代表並立制 という選挙制度がとられているのです。
この制度の特徴と、この制度が採用されている理由について学習しましょう。
こちらを見てください。