5分でわかる!現在の選挙の課題
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この動画の要点まとめ
ポイント
特定の政党を支持しない「無党派層」の増加
現在の選挙の課題の1つとして 無党派層の増加 が挙げられます。
無党派層とは 特定の政党を支持しない 人たちのことです。
無党派層の中には 自分が選挙に行っても意味がない、無駄だ と考える人がいます。
このように、政治に対する関心が減り、選挙に参加しない人が増えていることが問題視されています。
投票率の低下を防げ!期日前投票と投票時間の延長
現在では、投票率の低下を防ぐために様々な対策がとられています。
次の写真を見てください。
これは 東京都知事選挙 への参加を促すポスターです。
写真のようにイラストを用いたり、人気のアイドルを起用したりして、有権者に投票を促すポスターがつくられています。
また、2003年からは 期日前投票 制度が設けられ、投票日よりも前に投票をすませることができるようになりました。
投票日に用事がある人のために、事前に投票できるようにしたのです。
また、 投票時間を延長 することで、仕事などで夕方まで忙しいという人のために、夜の遅い時間まで投票できるようになりました。
投票を受け付ける時間を長くすることで、多くの人が選挙に参加できるようにしたのです。
マスメディアの役割 世論の形成
投票率の向上には マスメディア の役割も重要です。
テレビなどのマスメディアは、特定の政党に肩入れせず、中立の立場である必要がありますが、
政党や候補者の情報を国民に伝え、選挙に対する関心を高めるという非常に重要な役割を持っています。
マスメディアには 世論の形成 という役割があるのです。
最後に、現在の選挙の課題として 一票の格差 について学習します。
一票の格差 選挙区ごとに、議員一人当たりの有権者数が違う
一票の格差とは、選挙区によって 一票の価値が異なる という問題です。
例えば、A選挙区では有権者が100人いて、B選挙区には10人の有権者がいるとします。
どちらの選挙区でも1人の議員が選ばれるとすると、
A地区からは有権者100人に対して1人の議員、
B地区からは10人に対して1人の議員が選ばれることになります。
このとき、B地区の一票はA地区の一票に対して 10倍 の価値を持つことになります。
たくさんの人がいれば、一票の価値が小さくなってしまう と考えてください。
一票の格差をめぐっては、様々な考え方や意見の対立が発生し、ニュースで取り上げられることも多くなっています。
現在の選挙の課題、内容をしっかりおさえましょう。
1つ目のポイントは、「期日前投票と一票の格差」です。
現在の選挙の課題について学習します。
こちらを見てください。