中学公民
5分でわかる!衆議院と参議院の違い
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この動画の要点まとめ
ポイント
衆議院と参議院の違いをおさえよう
これでわかる!
ポイントの解説授業
衆議院の意見が優先される「衆議院の優越」
日本の国会は 衆議院 と 参議院 の二院制です。
ただし、この2つは対等の関係ではありません。
たとえば、両議院で意見が食い違った場合は 衆議院の意見が優先される のです。
これを「 衆議院の優越 」と言います。
例えば 総理大臣 を選ぶとき、衆議院と参議院が異なる人物を候補に選んだ場合、最終的には衆議院が選んだ人物が総理大臣に指名されます。
議員定数や任期の違いをおさえよう
ここで、両院の違いを見ていきましょう。
こちらを見てください。
議員定数について、衆議院は 475名 、参議院は 242名 です。
任期について、衆議院は 4年 、参議院は 6年 となっています。
参議院は 3年ごとに半数が改選される ため、選挙は3年ごとに行われます。
選挙権(投票する権利)は衆議院・参議院ともに 満18歳以上の男女 に認められています。
被選挙権 ( 立候補する権利 )については違いがあります。
衆議院は 満25歳以上 の男女、参議院は 満30歳以上 の男女です。
また、衆議院には 解散 があります。
任期の途中であっても、解散したら一度議員をやめ、また選挙をやり直す必要があります。
つまり、4年間仕事ができるとは限りません。
参議院には解散がないため、一度当選すれば6年間参議院議員として仕事をすることになります。
衆議院の優越が認められているのはなぜ?
いったいなぜ、衆議院の優越が認められているのでしょうか。
その理由は、衆議院のほうが 国民の意見をより反映している と考えられるからです。
解散もある上に、任期も衆議院の方が短いですよね。
それだけ国民の意見が反映されやすいので、衆議院の意見に優先権が認められていると考えてください。
議員定数や任期、立候補できる年齢の違い。
これらの違いはよくテストに出ます。
しっかり覚えておきましょう。
3つ目のポイントは、「衆議院と参議院の違い」です。
衆議院と参議院は 議員定数や任期 などに違いがあります。
どういう点に違いがあるのかを学習しましょう。