中学公民
5分でわかる!国会の種類
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この動画の要点まとめ
ポイント
通常国会が4月ではなく1月に召集される理由とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
実は、国会にはいろいろな種類があります。
こちらを見てください。
毎年1月に必ず召集される「通常国会」
毎年1月に必ず召集される国会を通常国会といいます。
通常国会では次年度の予算について話し合いが行われ、会期は150日間です。
「次年度」というのは、次の4月1日から3月31日まで、という意味です。
4月からのお金の使い道について、4月から議論を始めているようでは遅いですよね。
だからこそ、通常国会は1月に召集されるのです。
内閣が必要と認めたときなどに開かれる「臨時会」
国会の種類、2つ目は臨時会です。
臨時国会とも言います。
臨時会は内閣が必要と認めたとき、またはどちらかの議院で総議員の4分の1以上の要求があったときに開かれます。
通常国会の会期は150日間です。
つまり、1月に召集されたあと、6月には会期が終了してしまいます。
通常国会が終わった後も、必要に応じて話し合いの場を設けるために、臨時会は開かれるのです。
総議員の4分の1以上というのは、決して厳しい条件ではありません。
臨時会は比較的開催しやすく、何度も開かれています。
衆議院の解散後、総選挙から30日以内に開かれる「特別会」
国会の種類、3つ目は特別会です。
特別国会とも言います。
特別会は衆議院の解散後、総選挙から30日以内に開かれます。
衆議院の解散後、新しいメンバーの中から内閣総理大臣が選ばれます。
つまり、特別国会は内閣総理大臣を決める国会だと覚えておきましょう。
衆議院の解散時、緊急の必要性が生じた場合に開かれる「参議院の緊急集会」
最後に紹介するのは参議院の緊急集会です。
衆議院の解散時、緊急の必要性が生じた場合に、参議院のみで開かれます。
常会・臨時会・特別会・参議院の緊急集会。
それぞれの名前と説明をセットでおさえましょう。
1つ目のポイントは、「国会の種類」です。
みなさんは、テレビで国会中継を見たことがありますか?
国会では、国会議員が集まってさまざまな議論を行っています。